2025.10.28 地震火災避難訓練・消火訓練 実施!!

2025(令和7)年10月28日(火)、今年度2回目の防災訓練。今回の訓練は、消防署立会いのもと、地震火災避難訓練を実施! なんと地震の後に火事が発生!!

想定は、緊急地震速報後に、震度5強の地震発生、その後すぐに、震度4の余震発生。地震で、給湯室の湯沸器が壊れてガスが漏れ引火。初期消火失敗。ソルビル駐車場へ一次避難。さて、「お・は・し・も」で、無事落ち着いて避難できたのでしょうか!?

 

避難訓練を行う前に、担当の指導員さんが、事前研修を実施。

内容は、まず地震避難訓練について。震度5強の地震とは?、避難行動はどうするべきか?など、具体的に研修しました。とにかく、頭を守りましょう!

次に、火災避難訓練について。恐ろしい煙のこわさについて学び、低い姿勢で避難することや、もちろん、いつもの「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」も確認しました。

いざ、訓練開始!

緊急地震速報(模擬音)がスピーカーから、鳴り響き「隠れましょう!」と職員が叫びます。全員、機敏に、机の下に潜り込むことができ、よかったです。この後、余震が来ましたが、このときも、冷静に対応できました。

緊急地震速報だ! 隠れろ!
すごい揺れだ!頭をしっかり隠せ!

いったん地震は収まりましたが、今度は火災発生! 初期消火も失敗しました。煙を吸わないように一次避難場所へ避難しました。施設長が、安否確認の点呼をしています。

全員無事避難完了で、避難訓練は終了しました。

避難は「おはしも」
施設長が点呼を取っています
避難完了でホッとする職員

消火訓練開始!

消防署の方が持ってこられた「水消火器」をつかって、実際に、消火動作を訓練しました。利用者全員そして職員も全員、体験しました。

1「ピンを抜く」 2「ホースを外す(ねらう)」 3「レバーをにぎる(噴射!)」

火にかけるのではなく、燃えている物にかけること。ほうきで掃くようにかけること。そして、おちつくこと。などがポイントのようでした。

実際の消火器からは、粉が出てきます。3m~6m、約15秒噴射するそうです。部屋の中は、粉だらけで視界が効かなくなるので、退路を確認して消火する必要があるとのことでした。

使い方の説明です
まずピンを抜いて…
「火事だ!」よくねらえ!!
しっかり、ねらえ!!
いいぞ! その調子!
職員も真剣です!

ご指導・ご助言

消火訓練の後は、事務所に戻り、消防署の方から、本日の地震・火災避難訓練について、ご指導・ご助言をいただきました。

地震避難訓練では「避難経路や避難場所が安全かどうかを確認してから避難すること」、「情報を得るために災害ラジオなどを搬出すること」などのご指導をいただきました。

また、火災避難訓練では「消火器を使用すると部屋中が粉だらけになって視界が効かなくなるため避難経路を確認してから初期消火すること」「排煙窓は、係が行うだけでなく、近くの者が作動させるとよいこと」、「通報、消火、避難を同時に進めること。三つの役割を自発的に分担して確実に行えるようにしておくこと」などのご指導をいただきました。

質問コーナーでは、3人の利用者さんから質問がありました。

「外で、買い物中などに地震にあったらどうしたらよいですか?」「グループホームで火事がおきたときはどうすればよいですか?」「消火器がないときは水で消してもよいですか?」という質問でした。消防署の方から、丁寧に回答していただきました。

ご指導をいただいているところ
ご指導をいただいているところ
質問をしているMさん
質問をしているYさん
質問をしているHさん
消防署の方に「ありがとうございました」

消防署の方には、今回、大変お世話になりました。

最後に、利用者・職員全員で「ありがとうございました」とお礼を言って、今回の訓練は終了となりました。

おつかれさまでした。